お知らせ
やまだ歯科クリニック新聞(3月号)
新しい風が心地よく感じられる3月となりましたね。暖かな陽気と共に、新たな希望と活力が溢れる季節です。3月はひな祭りがありますね。ひな祭りとは、3月3日の桃の節句のことで、女の子のお祝いをする日。女の子の健やかな成長や幸せを祈って、お祝いをします。雛人形と一緒に飾られるひなあられには、色によってそれぞれ意味があります。ピンクは生命、白は雪の大地、緑は木々の芽吹きなどの意味があるそうです。いろんな色を楽しみながら食べてみましょう♪
歯石除去の大切さ
皆さんは、歯石ができる原因を知っていますか?歯石とは、石のように硬くなったものを言います。歯石は歯みがきが十分に出来ていないと、歯の表面に残ったプラーク(歯垢)が唾液に含まれるミネラルやリンが沈着して石灰化したものになります。プラークが石灰化して歯石へと変化するまで、2週間ほどかかります。歯石の表面はザラザラしていて無数の穴やくぼみがあるため、細菌が付着しやすく歯周病の原因にもなります。
〈歯石の種類〉
歯石には、歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の2種類あります。
縁上歯石は、歯の表面に見えている黄白色の歯石で歯の表面に溜まったやわらかい歯垢が唾液中のミネラル成分によって固まったものです。
縁下歯石は、歯茎の溝(歯周ポケット)に隠れた歯根表面に付着する黒い歯石で、これも縁上歯石と同じで歯垢が固まってしまったものです。歯周ポケットに生息する細菌が出す色素や、血液の色が原因で黒っぽくなると言われています。
~歯石を放置すると~
歯石を放置すると、いくつかの健康上のリスクがあります。
歯周病の進行・口臭・歯の変色・歯垢の増加などがあります。そして口腔内だけでなく、歯周病の進行が更に悪化すると歯周病の細菌や毒素が血管に入り込んで全身疾患の糖尿病や心臓病、肺炎、ガンや脳梗塞などを引き起こす原因になります。さらに歯周病は歯を支える骨が下がってしまう病気なので歯を失うリスクもあります。
それらを防ぐために、定期的な歯科検診とクリーニングが大切です。歯周病の早期発見と管理に役立ち、歯石の除去や歯周ポケットの掃除を行い、歯周病の進行を防ぎます。また、歯科衛生士のブラッシング指導を受け、日々のケアを正しい方法で行い予防しましょう!
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毛先に向かって細くなっているテーパード毛を採用しており、細かい歯と歯の間に届きやすく、歯茎のマッサージ効果も期待できます。税込340円で販売しています。
クイズ
歯を治療してくれそうな動物はなーんだ?