予防歯科

予防歯科で行っていること

当院では年齢、お口の中の状態に合わせた予防システムでむし歯、歯周病の予防を行っております。
むし歯の予防法はその年齢ごとによって注意点も変わりますし、使用する予防器具（ブラシなど）も変わってきます。 食生活、治療した歯の本数などのさまざまな情報を元に、その人個人によって異なるむし歯になるリスクの原因を突き止め、改善していきます。
小児（乳幼児・児童）を対象にフッ素塗布や予防プログラムも取り入れております。

むし歯や歯周病に
なってしまった場合

• まずは原因を取り除くこと、次に2次被害が起こりうる可能性が低く、
  歯への負担が少ない治療をすること。
  そして、再度悪くならないようにしっかりと予防をする事が大切です！

• • 神経を取った歯は弱くなる

    神経を取ってしまった歯は折れやすく、感染しやすく非常に弱くなってしまいます。そこでオススメなのがファイバーコア（やわらかい土台）です。保険診療のメタルコア（固い土台）をねじ込んでしまうと、折れやすい歯には負担が強すぎて歯の根が粉砕する危険性が高まります。当然、粉砕すれば歯は抜かなければなりません。また、感染を起こしやすい状態になるのであれば、再度治療が行えるように取り出しやすい土台でもなければなりません。
    当院では、神経治療を受けられた患者さまへ両者の違いを説明した上でご自分の希望にそった治療を選択していただいております。

  • 歯周病は再発する

    衛生士によるブラッシング指導と再発防止にむけたカウンセリングを行います。
    歯周病治療は病院の治療だけでは決して良くなりません。ご自分の日々のブラッシング方法や生活習慣等に問題があればいくら治療に通われてもまた、再発を繰り返すと思われます。当院では、歯周病治療の本質は患者さま主体だと考えています。
    ご自分の歯はご自分で守る。その為には、きちんとした磨き方、ケアの仕方を学び、日々のブラッシングに生かすことが大切です。

• とても大切な定期検診

  歯科の定期検診は「悪くなってから治療する」のではなく、「悪くならないように予防する」ことに役立ちます。定期的に歯科医院に通っていれば、プロケアを受けてお口の清潔を保ちやすいですし、日々のセルフケアの意識も上がって、ブラッシングのスキルも向上します。日本ではまだ定着しているとは言いがたいですが、欧米では検診の利用率が高く、日本人よりも生涯で歯を失う本数が少ないことからその効果が実証されています。

きちんと予防をする
メリット

• むし歯や歯周病の予防

  

  予防に積極的に取り組むと、口腔内の環境が維持しやすいので、むし歯や歯周病のリスクを下げることができます。また、定期的に通院していれば、悪い部分があっても早期治療できる利点もあります。

• 全身の健康に好影響

  

  お口の中に細菌が多いと、心筋梗塞や糖尿病などさまざまな疾患のリスクが上がります。そのためお口の環境は全身の健康を左右します。

• 治療費の軽減

  

  状態が悪くなってから通院を始めると、治療費が多くかかります。一方予防していれば、そもそも悪くなることが少ないですし、問題があっても簡易な治療で済むので、費用負担を少なくできます。

当院で行う予防メニュー

• スケーリング

  

  むし歯や歯周病のリスクが高い場合は、スケーリングを行っていきます。
  スケーリングはスケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて、歯根の表面に沈着している歯垢や歯石を取り除く処置です。
  スケーリングを続ければ、お口の中の細菌数が減少し、歯周組織の炎症を改善する効果が期待できます。

• PMTC

  

  歯科医師や歯科衛生士が専用機器を用いて歯のクリーニングを行う予防メニューです。どんなにブラッシングを頑張っている方でも、磨き残しは起こります。特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの溝などの歯垢は磨きにくい箇所です。
  PMTCならば、細かな歯垢の汚れも除去。また歯を研磨することで、歯垢の付着しにくいキレイな歯を目指せます。

• ブラッシング指導

  

  当院では、実際に患者さまのブラッシング方法を拝見し、磨き方の癖などを指摘します。そのうえでアドバイスを行い、正しい歯ブラシの使い方をサポートするのが特徴です。日々のセルフケアの精度が高まれば、それだけお口の健康を維持する効果が期待できます。

他診療科目